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 愛知県某所。三人の少女が巨大なレセプションホールにいた。大規模な講演会やパーティーが開ける空間の三分の一ほどを使って舞台が組まれているが、三人の他には業務用ハイビジョンカメラwithカメラマンと、カンペ出しをする黒の三角帽子とマントを着けた少年しかいない。
「──何でこんな無駄なことするの? たかがHP上の企画なんだし、小ぢんまりとやればいいじゃない」
 ダメ出しを入れるのは本陣 歌穂。三つ編みにしたお下げを二本垂らす少女。あだ名は歌穂りん。それにしても、一体誰に話しかけているのだろうか。
「カンペ出しをしてる作者よ!」
 それは失礼しました、とカンペが出る。
「じゃあ歌穂りん、徳重さん、始めるね。──ではこれより『On the desk一周年祭』開会式を行います。開会の辞は徳重 さくらさんです」
 ポニーテール少女・鶴里 翠に紹介され、肩ぐらいまで髪を伸ばした少女が舞台中央へ移動する。
「えー、テステス。皆さん、こんにちは! 放課後ティ──じゃなかった、『On the desk一周年祭』にようこそ! 『On the desk』を読んでない、受け取ってない、そもそも何?って感じの、そこのあなた! 大丈夫です。そう銘打っているだけで実際は作品の集中投下なのです! 回想はスルーして、作品だけ読めばいいんです!」
「何、このテレビショッピング風な感じ」
 歌穂りんのツッコミもスルーされる。
「え、ちょっと──」
「でも気になるなあ……って人は、和ちゃん──じゃなくて『E★エブリスタ』で読むことが出来るのでそちらを見てください! 以上、開会の辞でした!」
 さくらがお辞儀をすると、大きな拍手が響き渡る。
「……放送でしょこれ!!」
「次に、イメージソング斉唱です」
「……え、いつ決まったの?」
 曲は、「タコスらーめん」。打楽器オンリーの伴奏で歌う、ラテン風ソングである。当然、作詞作曲は愛知川香良洲。
「『タコスらーめん』って……。当然フィクションよね?」
「──実際に作曲してるよ? 作詞もね」
「……」
「あ、カンペです。──実際にメール着信音として使っているとの情報が」
「着メロ配信とか、いつかやりそうね」
 そんな会話をしているうちに、演奏が終わる。
「こほん。──では次のプログラム。選手宣誓は本陣 歌穂さんに行って頂きます」
「何で私!?」
「だって、一人一役はやらなきゃ」
「無理よ!!」
「あ、またカンペ。──素直にやっていれば、次回HPデザインをいじった時TOPページに出そうかと思ってたのに」
「さあ、やろうかな! ──宣誓! 私達はこの企画の成功を目指し、微力ながらも全力を尽くして参ります!」
「あ、カンペの続き。──まあ、冗談ですけど」
「ひどい、せっかくやったのに!」
「ここで一つ訂正があります。九月十四日付のブログ記事にて『気付いたら声設定の声優さんが演じるキャラの名前と被ってた』と徳重さんは話してますが、それはデタラメです。作者が『会長はメイド様!』のEPG(電子番組表)を見た時に『さくら』と『さつき』を早とちりして見間違えたせいです。この場を借りてお詫びいたします。──じゃあ次」
「私はスルー!?」
 気にせず、翠は続ける。
「実施する企画の紹介です!」
「わーわーパチパチ」
「虚しいよ、徳重さん……」
 頭上からスクリーンが降りてきて、ホール全体が暗くなる。そしてプロジェクターで映し出される「On the desk一周年祭・記念企画」の文字。
「──では最初にメイン企画! 長編小説の連載です!」
「そのタイトルは、Line。直訳すると『線』。ストーリーが破綻するギリギリまで要素を詰め込んじゃいました♪」
「本来の筋に入れるまで結構前書きが長いもんね」
「おっと、そこのあずにゃん! 補完計画はネタバレするから見ないようにね」
「そうかい、ごめんよマイハニー」
「太郎さま……」
 口調が変わっているが、翠とさくらである。
「何やってんだ……」
「じゃあ、次の企画、ドーン!」
「『さくらの♪世界リポート』 私、さくらが主人公です!」
「前は全く出てなかったよね!? その企画案」
「いえいえ、『萌え』と『燃え』を両立させる企画を作者が捻り出したらこうなりました。料理企画をやろうとしてボツになったしね」
「それ以外にあると思うけど? 『シャナ』とかそういう感じの」
「じゃあ、歌穂りんはここからヴィルさん口調で!」
「……心外であります」
「あ、企画内容は、各小説の世界に潜入して私がリポートを行うっていうものです! ゲストも出てきます!」
「本編以上に大変な企画にご期待! えーと、紹介できるのはこのくらいかな?」
「他にはないのでありますか?」
「うーん、連載で結構かかるからね。ここは、作者に直接教えてもらいましょう!」
 カンペを持っていた、三角黒帽子にマントの少年が舞台に上がってくる。
「えー、愛知川香良洲です。他の企画だったっけ? 大丈夫、いろいろ用意しますよ」
「用意してありますよ、ではないんですね」
「収録日の関係で……。まだ二十三日だし……」
 これの収録は九月二十三日に行われている。
「つまり、二作品しか書いてないと?」
「いえいえ、さくらの方は手をつけてもいませんよ?」
 衝撃の事実、でも翠は驚かない。
「まあノリで書けそうな企画ですしね」
「うん、うん♪ たん、たん♪」
「……言葉が出ないのであります」
「歌穂りん、『こういう時、どういう顔をしたらいいか判らないの……』って言えばみんなイチコロだよ?」
「……エヴァンゲリオンでありますか」
「ううん、私が観たのはヱヴァンゲリヲンの方だよ?」
 ヱヴァンゲリヲン新劇場版。現在「序」「破」のBule-ray/DVDが好評発売中である。
「さてさて。あまり企画に影響を与えてもいけないのでここまで。月曜日からは『Line』の連載が始まります! 以上、翠と──」
「──さくらと!」
「──愛知川香良洲がお送りしました! 感想もよろしくお願いします!」
「ち、ちょっと私は──」

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プロフィール
HN:
愛知川香良洲
HP:
性別:
非公開
職業:
今年も、予備校生……
趣味:
小説を読む、書く。
自己紹介:
 小説を書くのと勉強に忙しい予備校生。アニメやライトノベルが大好き。「今年は受かってるかなぁ? あれ、番号、ない……」と言う訳で2011年も予備校生のまま。ケータイを無くしたので更新も停止中。
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